ミラクル・Miracolo
上の画像がそれ、”ミラクル”。
夢見る乙女系、ミラクル
夢見る乙女系のミラクルを表面に貼り付けるように加えた、色で。
「キラキラ〜✨」
夜空に舞って変身。そこに素敵なミラクルが起きる!
、かもしれない。
いや、そいつは絶対ないと自覚した上で楽しむべきファンタジーだと誰もが知っている。
ディズニーランドで夢の国を能動的に楽しもうとする観客と同じで、誰もそれが本物の夢だなんて思っていないのと同じ。
本物の夢である事にして、一時の高揚感を楽しむという高度に洗練された人間のシミュレーション能力によって成り立っている世界。
ミラクル楳図かずお系、驚愕の目
作品の地となっているのは紙粘土によるレリーフで、目の形。
それは、楳図かずおの漂流教室に出てくる女の子の目の形。↓


地は楳図かずお、表面は美少女アニメ
幸か不幸か、誰にもレリーフの地の形は気づかれなかった上に、美少女アニメの要素も若干違った。
美少女アニメにあまり縁がなかった人間が深い研究もなしに美少女アニメ要素を使うと全く的を得ていない表現になってしまう。
どちらかと言うと、ヴェネツィアカーニヴァルの仮面に近いかもしれないと今では思う。
ヴェネツィアカーニヴァルは、日常からのエスケープだったりするので、、、
その関連性として繋がる”日常についてのホラー”を以下。

ホラー・Horror
誰にも気づかれない上段の楳図かずお+乙女イメージ作品「ミラクル・Miracolo」。
それに対して、こちらは日常がホラーになる、ホラーである。という主旨。
レリーフ地は中途半端な顔。日常は中途半端である。よってレリーフの顔も中途半端。という穴のありすぎる三段論法。
レリーフの表面は、妄想に近いつぶつぶの思考としてのドット絵。
つぶつぶ、ぶつぶつ恐怖症作品(?)はあまり関係ないが、こちら↓
日常的すぎるホラー
ホラーは日常の異常ゆえ、ホラーなのかもしれない。
よって、日常的すぎるホラーは、ホラーでなかった。

ミラクル・Miracolo
H3W22D8(cm)2004年
板, 紙粘土, デザイナースカラー, アクリル絵の具

ホラー・Horror
H4W18D23(cm)2004年
紙, 紙粘土, デザイナースカラー