Deserto

水があっても砂漠だと確信しているのであれば、

私たちは砂漠に居る。

私たちは既に在る水を無視し続けて、

いつまでも乾きを訴える。

本当は、豊かに強く育っている植物が周りを埋め尽くしていて、。

それに気付いて、

感謝を思い出す。

誰も悪いことを相手にしようとなんて思っていない、傷つけようとも。

それを思い出して、私たち自身を心から信頼する。

自分を信用せずに相手を信用しようと努めても無駄だったけど、

綻びの出てくるその努力は無駄ではなかったはず。

少なくとも、幸あれと願う幸せをやっと受け入れる。